ekka’s diary

こんにちは、ekkaと申します。

BiSH「二人なら」、歌詞めっちゃBUMPな件

こんにちは。清掃員です。

BUMPが昔から何よりも一番大好きで、アイナ・ジ・エンド作詞の「二人なら」の歌詞を見たとき、

めっちゃBUMPやん……アイナも藤くんの選ぶ言葉をたくさん聴いてきたんだなぁ…と思いました。

 

疾走感のある曲ですが、

どの辺がBUMP?

 

 

二人なら  /BiSH

 

こんなところで泣いていたって

誰も気づきやしない

わかってるんだ

何もなかったかのように

過去を消し去って

世界だけ進んでいく

 

君を写すと決めたフィルムなのに

たまってゆく底なしの空

忘れたって消えちゃいない

あの痛みはほら、なんだっけ?

 

変わる景色 迷ってしまったなら

あの歌を思い出してみようか

そうね 悲しいことも二人なら

宝物になってゆくはずさ

滲んでも 消えなかった

あの日を君に見せたい

 

ポケットからはみ出している

君の孤独を見つけたままなんだ

同じときに震えていた

心が一つに繋がった気がして

 

涙の見えない泣き顔 今なら

気づける自信だってあるよ

忘れたって消えちゃいない

あの痛みはほら、なんだっけ?

 

消える景色 迷ってしまったなら

あの歌を思い出してみようか

何回だって出逢ってゆけばいい

約束なんていらないから

滲んでは 消えそうな

あの日の僕が歌うよ

 

届けに行くよ

君だけにただ

聴こえるラララ

思い出して

 

ポケットからこぼれおちてゆく

孤独を紡いで歌にしたよ

変わる景色 迷ってしまったなら

あの歌を思い出してみようか

そうね 悲しいことも二人なら

宝物になってゆくはずさ

滲んでも 消えなかった

あの日を君に見せたい

 

 

BUMPの藤くんこと藤原基央(Vo.Gt.)は、自身と君との距離や存在、心の痛みや孤独感から生まれる大切な思い、記憶と時の流れを歌うことがとても多いです。

この「二人なら」の歌詞からも、同じような世界観や思いを感じとることができます。

 

 

>何もなかったかのように 過去を消し去って

世界だけ進んで行く

>あの痛みはほら、なんだっけ?

変わる景色 迷ってしまったなら

 

BUMPの「メロディーフラッグ」に、似た歌詞が出てきます。

「(Aメロ)〜あのメロディーはなんだっけ?

(Bメロ) 何もなかったかのように 世界は昨日を消してく

(サビ入り)変わる景色に迷う時 微かな音が目印になる

〜あのメロディーはなんだっけ」

1番からの引用だけでも、重なる部分が多々あるように思います。

メロディーフラッグに似た言葉選びはこの曲に多く出てくる気がするので、気になった方は是非歌詞を見てみてください。

 

 

>滲んでも消えなかった あの日の君に見せたい

 

「R.I.P」の一番最後に、「あの日の僕に君を見せたい」という歌詞があります。

また、サビは

「そこに君が居なかった事 分かち合えない遠い日の事
こんな当然を思うだけで すぐに景色が滲むよ」

という歌詞。

滲むという表現はよく用いられますが、「あの日」という特定の過去・存在に「見せたい」という言葉はやはりここから来ているのではないかと思います。

 

 

>ポケットからはみ出している君の孤独

>ポケットからこぼれおちてゆく孤独

 

二人なら には、「ポケット」が2回出てきます。

BUMPの藤くんも「ポケット」を出すことがとても多く、

「ポケットいっぱいの弱音を集めて君に放った」(リリィ)

「思いつく限りの夢や理想を残らずポッケに詰め込んできた」(ランプ)

「そのポケットのスミを探すのさ きっと勇気のカケラが出てくるだろう」(リトルブレイバー)

「僕の右ポケットに閉まってた思い出は やっぱり閉まって歩くよ」(スノースマイル)

「ポケットに勇気がガラス玉ひとつ分」(リボン)

長くなるのでこれ以上は割愛しますが、色んなものを詰め込んじゃうBUMP。

アイナが書いたこの曲の「ポケット」には、「孤独」が入っていますね。

直接的な言葉を使わずに孤独を描写するBUMPに対し、弱さをまっすぐに見つめるアイナ。立ち向かうアイナの強さが垣間見えます。

 

 

>涙の見えない泣き顔 今なら

気づける自信だってあるよ

>何回だって出逢ってゆけばいい

約束なんていらないから

 

「三ツ星カルテット」にも同じような表現が。

「(2番 Bメロ) 涙の無い泣き顔に ちゃんと気づけるよ 今は」

「(2番 サビ) 約束なんかいらないよ それでも無くさないよ

〜 何回だって出会えばいい」

BUMPファンの中でも人気の三ツ星カルテット。

5/8と6/8の複合変拍子に乗せられているメロディーの歌詞が、アイナの言葉で組み替えられています。

 

 

>届けに行くよ 君だけにただ

聴こえるラララ

 

「才悩人応援歌」の大サビは、このような歌詞です。

「唇から 零れ落ちた ラララ

その喉から あふれ出した ラララ

とても 愛しい距離 その耳だけ目指す歌 ラララ

僕が歌う 僕のための ラララ

君が歌う 君のための ラララ

いつか 大きな声 唯一人のための歌 ラララ」

Cメロにこの歌詞を持ってきていますね。

大サビ直前のアイナが歌う「思い出して」は、またメロディーフラッグのCメロ歌詞とも重なります。

 

 

人が選ぶ言葉なので、一部が同じ歌詞になることも、似た表現になることもあるのは当たり前です。

しかし今回、このようにBUMPと重ねて歌詞を見てきたのは、BUMPの曲を大切に思っていることがとてもよく伝わってくるように(わたしには)思えるから。アイナがBUMPを好きなことが同じファンとしても清掃員としても嬉しいからです。

 

 

BiSHの曲として、「二人なら」が好きです。

6人が作り上げるものが好きです。BiSHのアイナ・ジ・エンドも、アーティストのアイナも好きです。

BiSHのアイナが書いたこの曲の中に、歌詞に込めた思いとは別にアイナ個人が影響を受けたものが見える気がして、記事を書きました。

 

気になった方は是非、BiSH「二人なら」を、

そしてBUMP OF CHICKENを聴いてみてください!

 

start

文を書けるようになりたいと思い、

はじめました。

 

文って言っても自分の中でもフワフワしてて、

理想っていう理想がないのですが…

なんか書いてたら変わるかなと思って。

 

コーヒーを飲みながらはじめましての挨拶を。

 

 

21歳、現在フリーターです。

好きなことは寝ること食べること飲むこと、音楽を知ること、絵を見ること、歌うこと、などなどです。

ぼんやりとした夢は、カフェ&バーを開いて自分の好きな書籍を置くこと。

一番好きな本は梶井基次郎檸檬です。

 

思ったことを書き出していこうと思います。

よろしくおねがいします。